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われ敗れたり: コンピュータ棋戦のすべてを語る 単行本 – 2012/2/1

4.5 5つ星のうち4.5 64個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2012/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 189ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4120043568
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4120043567
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 64個の評価

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米長 邦雄
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
棋士さんは、やはり理論的で頭が良いんだな。
読み終えた感想です。
前例の無いことに感情的になりすぎず、理論立てて考えどう受け入れるか
一方でどうやったら面白くなるか、先の先を考えて企画を実行されてるんだなと感じました。

将棋は数回やった程度の知識しかありませんが、最後まで難なく読むことが出来ました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月6日に日本でレビュー済み
第2回電王戦のプレイベントで開発者の1人がプロ棋士へのソフトの事前提供を断った理由として、コンピュータ将棋用の指し方(本譜の2手目△62玉も含むのだろう)をされては観客は興ざめではないかと発言していた。

とは言っても、定跡形については自己学習を重ねたコンピュータにとって一切の隙がないはず。評価関数は常に最適化されているのではないか。よって序盤から中盤に入り口にかけてコンピュータは互角以上に持ち込むことがほぼ保証されている。中盤まで至れば変化の枝が限定されいる。ここからはコンピュータでこその計算能力で人間を圧倒できる。人間は敗北の電車道を進むのみだ。

だから人間ができてコンピュータができないことって何よ?という視点から対策を立てるしかない。
米長氏がくどいほど62玉を推す理由もここだろう。過去に(あまり)例がないことをやるしかない。コンピュータの評価関数を乱すことが勝つための手がかりなのだと思う。ややもすると狡猾な手法かと思わなくもないが、ここに至るまでの米長氏の理屈の付け方がまあすごい。いつしか納得させられてしまう。本当にこの御仁は敵にはしたくないタイプだ。

しかし米長氏は敗北した。が、この敗北はむしろ彼の最晩年における偉大な業績の1つだろう。この人物がいなければ、棋士対コンピュータという舞台設定をここまで華やかに演出できたであろうか。対局だけでなく終局後の会見を含め、一棋士としては破格のエンターテイナーぶりが120%発揮された。

ただひとつ、「でんのうせん」なのか「でんおうせん」なのかは不明なまま・・。

蛇足ながら。
30秒将棋であればプロ棋士もコンピュータに負けていたとあった。もう条件しだいでプロはコンピュータの足下にいる。
とはいえ終盤の読みという点に関しては2007年、渡辺竜王とBonanzaとの対決での知見が興味深い。このとき竜王の終盤の寄せを読みきれなかったコンピュータが敗北した。某将棋ブログの検証によると2013年現在のボナンザでもこの寄せを読みきれなかったそうだ。
(ともかく『ボナンザ VS 勝負脳――最強将棋ソフトは人間を超えるか』は本書より前に是非手にとっていただきたい。5年という長くも短くもある期間に、さらにコンピュータ将棋が成長してきたことが読み取れるのではないか)
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中身は
「6二玉ではなく私が弱かった」
だけ

これが意味するところは、読んだ人なら分かることでしょう
本当にかっこよかった
将棋を知らなくても「6二玉」の意味が分かるほどの遺書です

安らかに。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
米長さんは、この時既に自分の寿命が長くないことを意識して執筆されたものと思われる。

そして、それだけの気迫と誠意が本に込められている。

コンピュータ将棋だけのことではなく、棋士の準備がどういうものかを知ることが出来た。

今年の電王戦の結果を米長さんに見てもらいたかったと心底思う。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月15日に日本でレビュー済み
 この本を読もうと思ったのは、タンブラーで次の一文を見たためです。
 
 コンピューターとの対局の前に家人に「俺は勝てるかな」と聞いたら、「あなたは負けます。あなたには今若い愛人がいないはずです。だから負けます」と言ったというのです。
 
 ゴシップな興味ではありますが、すごいと思わないですか。これだけの文章で、少なくとも三つのことがわかります。
 一つには米長さんには、過去、少なくとも一人以上の愛人がいたことがある。
 二つにはそれは奥さんにはわかっていた。
 三つには奥さんは米長さんが愛人がいるときと、いないときの将棋の勝敗を見ていた。
 書いていても笑けてしまいますが、本書を読むともっとひどいことになっていくのです。

 夢枕獏さんがこの本を読んで、観戦記を書き直したとありましたが、それはそうなのでしょう。小説家は真実に化粧をつける商売です。昔、誰かのエッセイで、たばこを買いに行くということだけで小説が一つかける、という話を見ました。それはそれだけ化粧が上手いと言うことでしょう。
 真実というのは、カッターの替え刃のようなものです。とても危なっかしいものです。日本がアメリカに負けた、あるいは、大和が沈んだ、という話でどれほどの小説が書かれたでしょう。
 「我敗れたり」は全編これ、刃物だらけです。刃物を束ねて出版したようなものです。
 こういう表現しかできないことにとても苛立っていますし、大げさに言えば、絶望しています。

 という前置きをしてから、感想文みたいなものを書いてみようと思います。
 まず、米長さんのことについて書いてみたいと思います。
 米長さんはバランス感覚に優れた人です。一般的に想像されるような奇人変人ではなく、とてもとても常識的な方だったのでしょう。
 コンピューターやニコニコ動画に関しての推察とか、理解のしかた、早さがすごいです。
 こういう感覚を保ち続けるには、ある程度自由でなければないりません。逆に言えば、何かに頼らず、自分の足で立っていなければなりません。
 僕が言いたいのは、目の前に白い石があれば、「あ、白い石だ」と思えると言うことです。何を言っているのだ、と言われるかもしれませんが、それ以上でもそれ以下でもないので、先を読んで理解して欲しいとしか言えません。

 米長さんは「本気で」コンピューターに勝とうとしていました。僕は米長さんがなさったように、単に読んだままを出来るだけ変化のないように置き換えているつもりですが、上手くいっていないかもしれません。
 勝負の世界でとかく好かれるストーリーがあります。将棋のもので言えば、「月下の棋士」のようなものです。それは僕から言えば、一発逆転、のようなストーリーです。それは大げさすぎるとしても、本来の才能から、大きなプラスマイナスが些細なことでおきる世界です。
 「月下の棋士」はとても好きな漫画ですが、「我敗れたり」に書かれていたのは、「詳細で正確な分析」です。
 とても簡単なことなのです。
 各人には各人の才能があり、あとは努力するしかない。
 米長さんは才能に恵まれていました。そして努力しました。
 それだけです。
 これはある意味、むごい話です。才能という人によって差のあるものがあり、あとは努力の量によって決まる。数式にしたら、ものすごく簡単になりそうです。
 「神風」は吹かないのです。少なくとも、勝とうとするとき、「神風」を計算に入れてはいけない。
 米長さんは対局が決まった時から、自分の才能をフルに使い、出来るだけの努力をしました。そして負けました。
 米長さんはそれをそのまま伝えて欲しかったのです。マスコミ各社に。
 負けたことはしょうがない、だけれども、それに変な尾ひれはつけて欲しくない、それだけなのでしょう。それがどうにも上手く伝わっていないようだ、というわけでこの本を書いたのでしょう。
 米長さんは細かいところまで、勝つためには、という視点から自分と自分の環境を作っていきます。それは変な言い方ととらえられるかもしれませんが、自分をコンピューターに勝つための機械にしていくような作業に見えます。
 62玉というのは、その細かいところの一つなのです。
 ですが、米長さんには、マスコミが一番食いつきやすいところだとわかっています。尾ひれをつけやすいところだと。ストーリーを作りやすいところだと。

 で、記者会見が行われ、谷川九段、渡辺竜王、船江五段、と意見を述べるのですが、多分、至極まっとうなことです。
 なんというか、テストの解答をばらまいた感じです。
 で、記者の質問が行われるのですが、温度差というか感覚の違いがとても大きいです。
 新聞には、将棋と囲碁の欄があるので、ある程度将棋に詳しい記者が来ているはずなのですが、米長さんが「白い石です」といい、現役プロ三人も「白い石と言うことでほぼ間違いないでしょうね」と言っているのに、「それはどうして黒い水なのですか」という質問が飛んでくる。
 それはおかしいでしょ、というのに「一冊本を書かないと行けなかった」ということなのでしょう。
 新聞記者というのは、真実を伝えなければならないはずです。真実とは違うものに化粧を塗りたくって世に出してはいけない。
 変な話ですが、新聞記者ほど化粧の好きな人が多い職業はないのではないでしょうか。それは化粧をした方が、世に受けがいいのでしょう。でも、真実を曲げては本末転倒です。

 

 これで終わりです。
 オチとか結論とかはないです。僕自身がかなり参っています。

 ということで終わろうと思ったのですが、ふと思ったことがあって、最後に。
 第三回電王戦、という話題をまったく聞かないですね。
 コンテンツとして、終わったのかもしれません。
 三浦八段がああいう負け方をして、出られるであろう棋士が絞られすぎました。次をやるとなると、タイトル戦との兼ね合いもあって、膨大なお金が必要でしょう。
 第二回電王戦での出来事の多くを米長さんは予想しています。自分が勝つためには、という戦略上の想定の中で。
 将棋という意味でも、勝負という意味でも、人生という意味でも、とても大きな本です。
 ほとんどテレビを見ないのでわかりませんが、多分世の中では、村上春樹の「1Q84」を大きく越えるベストセラーになり、ビジネスマンの必読書となり、今始まった高校野球の監督さんなども皆さん読んでおられ、新聞社では記者になる新入社員には、まず最初に読まされる本となっているのでしょう。 
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月27日に日本でレビュー済み
 平成24年1月14日、
米長永世棋聖とコンピュータ将棋ボンクラーズとの対局は、
ボンクラーズの勝利で終わった。
 本書はその米長将棋連盟会長自身による敗戦記である。

 後手となった永世棋聖の一手目・6二玉をもって、
奇策・敗着とする声もある。
 著者はその点について、なぜそのような手を選択したのかについて、
詳しく述べている。
 簡単にいえば、コンピュータは弱点である序盤戦を補うために、
定跡を用いているが、それを無効化するためであったという。
 その上で人間有利になっていることをコンピュータ側に悟らせない駒組みを研究、
入玉を狙った作戦だったという。

 実際に作戦は79手目までは功を奏したように見えたが、
わずかな見落としで形勢は逆転、ボンクラーズが一気に勝負を決めたのは周知の通りである。

 最終章にある棋士やソフト開発者へのインタビューが興味深い。
棋士によってコンピュータ将棋への理解度がかなり違うと感じたことが一つ。

 もうひとつは、
蓄積されたデータを無効にするという点で、最新の研究をぶつけるのが有効ではないか、
という開発者の指摘などは来年の第2回の電王戦への期待が高まるものがある。

 転んでもタダでは起きない米長会長、このような本を出すのはさすがであるが、
あとがきも<この本は私の将棋界への遺言書になるかもしれません。
どうかこの本を知人、友人、将棋を知らない人にも勧めていただければ幸いです>
と締めくくるのである。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
閉鎖的な将棋会において米長名人の挑戦は賞賛にあたいする。
この戦いの果てにあるものは、なんだろうか?PC側は得るものが大きいと思うが人間側は得るものがある?
新たな将棋を手に入れられるのだろうか?
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年2月29日に日本でレビュー済み
初版p.57 7手詰と図でもそうなってるし本文でなんべんも7手詰と書いてるが、5手詰じゃね?
あと初手の王手は本文にある「5通り」じゃなくて全部で7通りと思うが?
いくらなんでもこういうとこ間違ってりゃ「元名人」の名が泣く。
「若い愛人」云々は口に出すのもはばかられる中原と林葉のことを思い出して顔をしかめた。
林葉直子は確か米長氏の弟子だ。皆言わんだけで誰も忘れてない。
本人は「自分らしいや」とイイ気になって書いてるんだろうが、オイオイオイ。この非常識っぷり。
これが米長節なんだろうが、無神経にも程がないか。
そこらへんを差し引けば本自体はおもしろい、買いでしょ、買い。

あとは、ボンクラーズの思考内容の研究とその後の「6二玉」対策の進展が読みたい。
駒落戦の上手の如く金銀かためて入玉トライを狙う作戦はプロの棋譜がないから、
とりあえず「これにて先手よし」の順をはじめから打ち込んで対処するぐらいしかないような。
「模様でよし」という形勢判断は点数化しにくいからコンピューターの苦手とするところ。
気鋭の若手なら最新形の研究手でバッサリ斬りあって撃破も可能だろうか。危険っちゃ危険だが。
「表に現れている」プロの序盤定跡を覚え込んで「棋理を知らずに」マネてるだけのプログラムでは
十数手後に現れる妙手のため成立しない水面下の最新手順を「発見」し回避するのは難しいだろう。
そこまで「発見」できるようになったらプログラマーは「我が子」の完全勝利に泣いて喜ぶ筈。
「あずまんが大王」も卒業ですね・・・

1997年のディープブルー vs カスパロフの衝撃からもう15年か。将棋でもここまできた。
あから2010 vs 清水市代といい本当にワクワクする。いい時代になったもんだ。
ハード・エンジニアとソフト・プログラマーの努力に敬服です。そしてプロ棋士に感謝。
あくまで「人間」vs 人間の頭脳異種格闘技戦ですヨ。

米長氏の再戦は賛成多数と思われ。出来れば女流最強清水市代にも捲土重来のチャンスを。
棋士はみな勝負師。一矢報いねば悔しくて安眠できぬのは道理。次でリベンジ達成こそ「ドラマ」
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